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ASUS施董事長、「Q2は本業で黒字転換も」


ニュース 電子 作成日:2009年6月17日_記事番号:T00016026

ASUS施董事長、「Q2は本業で黒字転換も」

 
 華碩電脳(ASUS)の施崇棠董事長は16日の株主総会で、長期的な見通しは依然不透明としながらも、「当社は組織の体質改善に努めており、第2四半期の需要も良好なため、本業で黒字転換も期待できる」との見方を示した。17日付経済日報が伝えた。

 ASUSは昨年第4四半期に創業以来初めての赤字に転落し、昨年通年の利益も前年比4割減と大きく落ち込んだ。このため施董事長は株主総会で、株主に対し業績悪化について謝罪の意を表明した。

 また株主からの「過度の技術至上主義に陥っていないか」との声に対し、施董事長は「確かにイノベーションにこだわっていた面はあった」と振り返りつつ、「本当のイノベーションとは、ユーザーの立場でさらに研究を重ねることだ。デザインやコストにも改善の余地がある」との認識を示した。今後は生き残りをかけた厳しい競争の中で、市場ニーズに柔軟に対応し、社員一丸となって苦境を切り抜けたいという考えを表明した。