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作成日：2009年6月19日_記事番号：T00016073
日台間の金融監督ＭＯＵ、締結に向け協議へ
日台間で金融分野の監督協力に関する覚書（ＭＯＵ）に向けた協議が行われる見通しとなった。行政院金融監督管理委員会（金管会）の李紀珠副主任委員が18日、証券監督者国際機構（IOSCO）の年次総会の際に、日本が協議に応じる姿勢を初めて示したことを明らかにした。19日付経済日報が報じた。
李副主委によると、日台双方は銀行の金融監督についてＭＯＵを締結し、証券や保険に関しては、IOSCOの多国間情報交換協定（ＭＭＯＵ）に従う方向だ。ＭＯＵ締結の時期については「交渉の進展具合による」として、明確なスケジュールを示さなかった。
ＭＯＵ締結が実現すれば、双方が直接情報交換をできるようになり、日系銀行業界で台湾金融業者との提携による中国市場進出に関心が高まると金管会は予想している。
