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作成日：2009年6月22日_記事番号：T00016102
遠東航空、10月にも運航再開か
再建中の遠東航空（ファーイースタン・エア・トランスポート）をめぐり、債権銀行の仲介による出資交渉が実を結び、３億台湾元（約８億8,000万円）の資金が近く注入される見通しとなった。新董事長に内定した劉文雄元立法委員は19日、「従業員200人余りを呼び戻し、10月にも離島路線と中台路線で運航を再開したい」と述べた。20日付蘋果日報が伝えた。
関係者によると、同社の保守点検部門は既に従業員160人と連絡を取り、運航停止中の機体の点検作業を７月から開始する。３カ月以内に検査を終了し、交通部民用航空局に運航再開を申請する構えだ。
運航再開時には台北～金門、台北～馬公の離島路線と瀋陽、重慶への中台路線の運航を計画している。操縦士らは米ダラスのボーイング社訓練施設で再訓練を行う予定だ。
