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作成日：2009年6月22日_記事番号：T00016105
統一証券、アモイに進出か
中国福建省アモイ市の丁国炎副市長はこのほど、台湾の証券会社が同市への進出に向けた交渉を進めていることを明らかにした。福建省当局者によると、交渉を進めているのは統一総合証券で、アモイ建発集団と合弁で証券会社を設立する意向だという。20日付工商時報が伝えた。
統一証券側は「進出意向を伝えたのは事実で、台湾の証券会社として初めて、海峡西岸（福建省）に進出したい構えだが、投資計画は固まっておらず、これ以上のコメントはしない」としている。
消息筋によれば、統一証券は建発集団と提携し、同集団傘下のアモイ国際信託の業務を受託するほか、技術協力を行う意向とされる。中台間で金融監督に関する覚書が結ばれた段階で正式に発表される見通しだ。統一証券は昨年９月にアモイ事務所を開設している。
