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作成日：2009年6月25日_記事番号：T00016201
皇冠集団、北京に台湾ブランド館設立
中国スーツケース市場で最大手ブランドを誇る台湾の皇冠企業集団（クラウン）が、北京万通地産と提携し、台湾ブランドの知名度アップを目指して台湾製および台湾企業の商品を販売する、「台湾精品館」を北京市に設立する計画を明らかにした。25日付経済日報が報じた。
中華財経策略協会の要請に応じて24日に帰台した皇冠集団の江永雄董事長は、台湾精品館設立を決めた経緯について、同集団単独で「台湾魅力生活館」の設立準備を進めていたところ、万通集団の馮侖主席が中国での台湾製品の販売に興味を持っていることを知り、提携に至ったと説明した。
江董事長はまた、中国で自社ブランド経営に20年間携わった体験をもとに、資金面など単独で中国市場に進出するための条件を兼ね備えていない台湾企業は、他の台湾企業との提携による「団体戦」で販路拡大を目指すべきだと指摘した。
