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作成日：2009年6月25日_記事番号：T00016202
ベビー用品の麗嬰房、欧クレアと中国展開で提携へ
ベビー・子ども用品の麗嬰房（レ・アンファン）は、デンマークの高級子供服ブランド、クレアグループと提携し、中国で同市場向けオリジナルブランドを立ち上げる計画で交渉を進めている。早ければ来年春夏向け製品の発売となり、業績への貢献が期待できそうだ。25日付経済日報が伝えた。
呉仁傑董事長特別助理によると、提携を担う上海麗嬰房は、これまで輸入ブランドの代理権などを取得し、中国での販売を手掛けてきた。今回の提携では、クレアがデザイン人材を派遣し、麗嬰房が製造委託と販売を行う新たなビジネスモデルだ。将来的には現地の消費者ニーズを見極め、上海や北京など地区別にデザインを若干変える可能性もあるという。
麗嬰房は中国で百貨店の売り場や直営店、フランチャイズ加盟店などを合わせ1,248カ所の販売拠点を持ち、年内には1,446拠点まで拡大する予定だ。呉特別助理によると、多くの海外子供服ブランドが、同社の販売網を利用し、中国市場に進出する意欲をみせているという。
証券会社は、上海麗嬰房の今年の純利益は前年比２割増の5,880万人民元（約８億2,000万円）程度と予測している。
