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自動車・二輪車
作成日：2009年6月26日_記事番号：T00016238
高力熱処理工業、電気自動車の米テスラと提携
熱交換器の高力熱処理工業は25日、電池式電気自動車の米テスラモータースと、部品供給契約を締結した。高力はモーターの重要部品であるローターを提供する。米国の再生エネルギー促進政策を追い風とする電気自動車の普及に期待し、出荷量拡大を目指す。26日付経済日報が伝えた。
高力の韓顕寿董事長によると、同社は昨年100万米ドルを投じ、テスラの必要とする部品用の新設備を購入した。現在の出荷量は少量だが、第３四半期からは安定成長が期待できるとしている。
高力は熱交換器や圧延機のローラーを主力とするメーカーで、はんだ加工や金属熱処理の分野で独自の技術を持つ。テスラモータースは先ごろ、米エネルギー省からフォード、日産とともに環境対応車生産向けの低利融資を受けている。
