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作成日：2009年6月26日_記事番号：T00016249
ノキアの高級携帯電話ブランド、台湾に進出
携帯電話世界最大手ノキア傘下の高級携帯電話ブランド、ヴァーチュ（Vertu）が25日、台北101ビルに旗艦店をオープンさせた。世界で19店目の直営店となる。26日付工商時報が伝えた。
ヴァーチュは1998年創立で、ノキアのハイテク技術に加え、ダイヤモンドなど宝石をキーにちりばめ、プラチナ、金などで成形した職人手作りの携帯電話を販売している。価格は通常数十万円から数百万円で、携帯電話を通じて利用できるコンシェルジュサービスが富裕層の人気となっている。台北店のオープンでは、首席デザイナーのフランク・ヌオヴォ氏がデザインした最低価格86万台湾元（約250万円）の台北向けの限定バージョンが紹介された。
鄭剣鳳・大中華区マーケティング総監は、台湾でさらに支店を１店開設する可能性があると語った。中国・北京では既に２店舗をオープンさせている。同社は昨年、中華圏での売上高が世界的不況にもかかわらず２けた成長を記録したという。
