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作成日：2009年6月29日_記事番号：T00016261
５月の住宅ローン残高、過去最高に
中央銀行が26日発表した銀行による５月の住宅ローン貸付残高は、前月比で233億元増加し、過去最高の４兆7,355億台湾元（約13兆7,000億円）に達した。27日付経済日報が報じた。
永慶房屋の黄増福協理はこれについて、「最近の不動産取引量は良好で、昨年３～４月の馬英九総統当選時をやや下回るくらいだ。全体として既に正常に戻ったといえる」と指摘した。
一方、５月の建築融資残高は１兆165億元で、２月から３カ月連続で計459億元減少した。中央銀行経済研究処の陳一端副処長は、中古物件の消化を優先する建設業者が、建設のため借用した融資をまず返済しようとするための現象と説明。しかし、景気回復により新規の建設計画も始まっており、数カ月後には建築融資残高にも反映されるという見方を示した。
