瀚宇彩晶（ハンスター）傘下のカラーフィルター（ＣＦ）メーカー、和鑫光電（シンテック・フォトロニック）は、南部科学工業園区（南科）の第５世代工場の一部を、タッチパネルの生産に切り換えることを決定した。27日付工商時報が報じた。
同社はタッチパネル生産設備の設置資金を調達するため、新株１億8,000万株を発行する計画だ。新株の暫定価格は15台湾元（約43円）としている。同社は今後、タッチセンサーの生産を目指し、積極的にＩＣメーカーや後工程モジュール（ＬＣＭ）メーカーとの統合を進めたいとしている。
市場調査会社、ディスプレイサーチによると、今年の世界のタッチパネルモジュール生産額は約36億6,000万米ドルで、2015年には90億8,000万米ドルに達すると予想される。
