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作成日：2009年6月29日_記事番号：T00016265
銀行窓口での保険販売、金管会が禁止を検討
行政院金融監督管理委員会（金管会）は、銀行窓口での保険商品の販売を禁止する方向で検討している。顧客が保険商品を高利回りの定期預金商品と誤解することを防ぐのが目的で、今後は一般窓口とは切り離した財テク相談窓口での販売を義務付ける案が有力だ。29日付工商時報が伝えた。
金管会によると、一部銀行では窓口で行員が金利変動型の年金保険などのセールスを行っており、顧客が高金利の定期預金と誤解して購入する可能性がある。このため、解約時に顧客が定期預金ではないことに気づき、トラブルとなるケースが相次いでいるという。
金管会関係者は「銀行がどうしても保険商品を売るという場合には、別のスペースを設け、銀行の財テク部門が担当しなければならない。窓口では保険商品の販売ができなくなり、販売にはスペースを明確に仕切ることが必要だ」と説明した。
現在保険商品の新規契約は銀行経由が60％前後を占めるとされ、窓口での販売禁止措置は銀行の収益にも影響を与えそうだ。
