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自動車・二輪車
作成日：2009年6月29日_記事番号：T00016271
和泰汽車の５月売上高、今年初の前年比成長
トヨタ自動車の台湾総代理、和泰汽車の５月売上高は前年同月比20.15％増の54億900万台湾元（約156億円）となり、今年初めて昨年同月を上回った。27日付工商時報が伝えた。
５月は好調な販売に支えられて営業利益が２億2,600万元、税引前利益が２億9,200万元となった。１～５月の累計売上高は237億6,000万元、本業利益は12億5,300万元、税引前利益は15億9,500万元だった。
同社幹部は、業績好転の理由として政府による貨物税（物品税）減免策によって、春節（旧正月）後に受注が増加したことを指摘。部品不足が起きたが、日本のトヨタから調達した部品が３月末から入荷し始め、５月になってようやく問題が解消したことが、売上高と利益の増加につながり、市場の回復に伴って下半期の見通しは明るいと説明した。
裕隆日産汽車も、春節後から市場が回復しており、第２四半期は前期比で本業利益、税引前利益ともプラス成長になるという見通しだ。中華汽車工業も第２四半期は黒字転換を予想している。
