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6月の消費者信頼感指数、3カ月ぶり下落【図】


ニュース その他分野 作成日:2009年6月30日_記事番号:T00016282

6月の消費者信頼感指数、3カ月ぶり下落【図】

 
 中央大学台湾経済発展研究中心(台経中心)が29日発表した6月の消費者信頼感指数(CCI)は前月比0.67ポイント下落の51.44ポイントとなり、3カ月ぶりに下落した。CCIを構成する6項目のうち、「今後半年間の株式投資のチャンス」の下落幅が最大で、前月比2.5ポイント下落の58.4ポイントとなった。30日付蘋果日報が報じた。
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 輔仁大学統計資訊学系の謝邦昌教授は、「最近数カ月の上昇は株価上昇が要因。今回の結果は谷底での安定といえる。今年第4四半期からは好転するだろう」という見方を示した。

 CCIを構成する6項目は6月、すべて100ポイントを下回る「悲観」傾向となり、このうち「今後半年間の域内就業機会」が最低の34.95ポイント(前月比0.45ポイント下落)だった。
 このほか、▽今後半年間の耐久性消費材(不動産、自動車など)購入のチャンス、79.9ポイント(0.5ポイント下落)▽今後半年間の家庭の経済状況、51.55ポイント(0.3ポイント下落)▽今後半年間の物価水準、40.95ポイント(0.15ポイント下落)▽今後半年間の域内景気、42.9ポイント(0.1ポイント下落)──。

 6月のCCIが5月と大きく変動しなかった理由として、台経中心の徐之強主任は、楽観できる情報や動きがあまり見られなかったため、と指摘した。