台湾区自行車輸出公会（ＴＥＢＡ）によると、今年１～５月の自転車１台当たりの平均輸出単価は前年同期比25.71％上昇の285.43米ドルとなり、過去最高を更新した。輸出額は3.83％増だった。30日付経済日報が報じた。
国別で平均輸出単価が最高となったのは韓国向けの514.55米ドル。次いで、▽豪州向け、507.86米ドル▽スイス向け、474.93米ドル▽米国向け、444.67米ドル▽カナダ向け、416.53米ドル──となった。
５月の自転車の輸出台数は25万9,000台で、前年同月比36.82％減となった。平均単価は276.71米ドルで、30.3％上昇した。
台湾の自転車平均輸出単価は2004年の165米ドルから上昇を続け、08年は257米ドルとなった。巨大機械工業（ジャイアントＭＦＧ）の劉湧昌大中華区行銷総経理は、03年に自転車関連メーカーで結成したA-TEAMの活動が実を結んだと指摘した。
