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作成日：2009年7月2日_記事番号：T00016352
富邦、香港星空伝媒とＣＡＴＶ共同買収へ
富邦集団は、香港の星空伝媒（スター・グループ）と共同で台湾のケーブルテレビ局の買収に乗り出すことで一致したもようだ。２日付工商時報が伝えた。
関係者によると、星空伝媒の出資比率は15～25％前後となる見通しで、同社は台湾のケーブルテレビ市場に再進出を果たす。富邦は星空伝媒が保有する多彩なチャンネルを有望視し、ケーブルテレビ事業の拡大を見込むほか、将来的には中国、香港も含めた事業展開も視野に入れている。
このほか、星空伝媒が49億台湾元（約145億円）で、富邦集団系列のケーブルテレビ業者、台固媒体（ＴＦＮメディア）に20％の出資を行うとの情報もある。しかし、台固媒体は「聞いていない」として否定している。
星空伝媒は衛視中文台（総合編成）、衛視電影台（映画専門）、チャンネルＶ（音楽専門）などのチャンネルを保有している。
