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作成日：2009年7月3日_記事番号：T00016375
低所得層向けの低額保険商品、９月にも発売
行政院金融監督管理委員会（金管会）は２日、保険会社が低所得層向けに保険金額と保険料を低く抑えた低額保険商品を発売する上での注意事項を取りまとめた。これにより、保険各社は９月以降、相次いで低額保険商品に参入する見通しだ。３日付工商時報が伝えた。
金管会保険局の呉崇権副局長は「保険料は現在よりも45～60％安くなる」と試算した。保険金額60万元の定期生命保険（傷害保険付き）の場合、年間保険料は840台湾元（約2,440円）と安価に設定される見通しだ。夫婦２人で年収が50万元以下であることなど一定の条件を満たすことが加入条件となる。
金管会は低額保険商品が社会福利制度の不足部分を補うのに役立つと判断し、保険会社の発売実績に応じて、審査手続きの免除などの措置を取る。保険局の調べでは、生保30社のうち16社が低額保険商品の発売を計画しているという。
