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作成日：2009年7月6日_記事番号：T00016413
瑞智精密、シャープから30万台受注
声宝（サンポ）傘下でコンプレッサー最大手の瑞智精密は、工業技術研究院能源環境研究所（工研院能環所）からの技術移転により、台湾で初めてインバーターコンプレッサーの商品化に成功、シャープから同製品を年間30万台受注した。同社は生産ラインを年産能力150万台まで拡張する計画だ。４日付経済日報が報じた。
工研院は３日、過去１年間で大きな研究成果を上げ、産業界に貢献した研究チーム24組を表彰、能環所の永磁式ブラシレスモータードライバモジュール研究チームに成果貢献賞の金賞を授与した。能環所によると、同研究は中国鋼鉄（ＣＳＣ）、瑞智などの新製品への参入を可能にするなど、台湾産業界に対し生産額にして計119億7,000万台湾元（約350億円）の貢献が見込まれる。
