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作成日：2009年7月6日_記事番号：T00016417
フォックスリンク、超小型プロジェクターを年内量産か
鴻海集団傘下の正イ精密工業（イは山の下に威、フォックスリンク）が米スリーエム（３Ｍ）との提携で、早ければ第４四半期に超小型プロジェクターの量産を始めるという観測が出ている。４日付蘋果日報が報じた。
フォックスリンクは既に欧州の携帯電話端末メーカーとの共同設計で、ハイエンド携帯電話端末向け超小型プロジェクターのサンプルを完成させているとみられるが、同社はこの観測に対し「光学技術の研究開発（Ｒ＆Ｄ）における垂直統合を目指すという方針に変わりはなく、新たな顧客や受注に関しては話せない」とのみコメントした。なお、共同設計を行った欧州系携帯電話メーカーは、ノキアとみられている。
フォックスリンクの第３四半期の売上高について証券会社は、コンシューマ向け電子製品の需要回復や新規顧客の開拓により、前期比30％増と予測している。
