ニュース
運輸
作成日：2009年7月7日_記事番号：T00016437
ＭＲＴ南北線、建設費900億元
台北の都市交通システム（ＭＲＴ）で計画中の新線「南北線」（全長17.1キロ）は、建設費が約９００億台湾元（約2,600億円）に達するとの試算がまとまった。７日付聯合報が伝えた。
南北線はＭＲＴ内湖線剣南路駅から台北市中心部を縦断し、台北県中和市の秀朗橋に至る区間で、光復南北路経由と基隆路経由の２ルートの検討が進んでいる。全線が地下区間となり、16駅が設けられる予定で、工期は10年を見込む。
南北線建設に向け、６日に開かれた４回目の専門小委員会では、環境保護団体からは、光復南北路は道路が狭いためＭＲＴも小型を採用せざるを得ず輸送量が落ちること、および周辺住宅への影響がより大きいとして、基隆路経由が望ましいという声が相次いだ。
