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作成日：2009年7月9日_記事番号：T00016507
国喬石化、光電市場から完全撤退
経営戦略の見直しに伴い、近年電子産業の投資事業から相次いで撤退している国喬石油化学（グランド・パシフィック・ペトロケミカル）は８日、傘下の国喬光電科技の裁判所への破産申請手続き終了を発表した。これにより、国喬石化は光電市場から完全に撤退した。９日付工商時報が報じた。
国喬石化の林素貞協理は、同社が集約を図った投資事業はすべて黒字となっており、今年の利益向上に貢献すると強調した。
特に傘下の海陸投資公司が100％出資する中国・鎮江国亨は、中国市場でＡＢＳ（アクロルニトリル、ブタジエン、スチレン）およびその製品などの生産・販売を行っており、同国での家電やＩＴ（情報技術）製品におけるＡＢＳ樹脂需要の高まりから、黒字が続いているという。
