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作成日：2009年7月10日_記事番号：T00016527
コンパルの６月売上高、年成長率54％
ノートパソコン受託生産大手、仁宝電脳工業（コンパル・エレクトロニクス）の６月売上高は、前月比14％増の421億9,600万台湾元（約1,190億円）となり、前年同月比では54.22％の大幅成長を記録した。ノートＰＣ出荷台数は、６月が前月比８％増の約270万台、第２四半期累計では前期比約24％増の約780万～790台、上半期累計では1,410万台となり、最大手・広達電脳（クアンタ・コンピュータ）の1,470万台には及ばなかったもののその差を縮めた。10日付経済日報などが報じた。
コンパルは６月の業績について、「予想以上の好成績で、低価格ノートパソコン（ネットブック）および一般ノートＰＣが貢献した」と説明した。
なお、ノートＰＣ受託大手４社の上半期売上高は、▽クアンタ、4,026億7,300万元（同18.94％減）▽コンパル、2,361億2,600万元（連結、同18％増）▽緯創資通（ウィストロン）、2,401億4,100万元（同34.24％増）▽英業達（インベンテック）、1,871億3,200万元（前年同期比36.27％増）──となった。
