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作成日：2009年7月10日_記事番号：T00016529
ＭＩＤ製品、生産委託先が台湾に集中
インテルのアジア太平洋地域組み込み製品事業群およびウルトラモビリティ事業群の陳武宏総監は９日、「音声サービスの成長鈍化に伴い、通信キャリアがモバイルインターネットユーザー獲得による売上拡大に取り組み、ＭＩＤ（モバイル・インターネット・デバイシズ）や低価格ノートパソコン（ネットブック）などの端末調達を積極的に進めている」とした上で、「世界の通信キャリアのＭＩＤ生産委託先は、ほぼすべて台湾メーカー占めている」と指摘した。10日付工商時報が伝えた。
陳総監は、台湾受託メーカーの生産および研究開発（Ｒ＆Ｄ）の水準が世界最高レベルにあることが、ＭＩＤの主要出荷拠点となっている理由だと説明した。
陳総監によると、日本ＫＤＤＩ系列のWiMAX事業会社、ＵＱコミュニケーションズや、テレコム・イタリア、フランステレコム、韓国のＫＴなどが、広達電脳（クアンタ・コンピュータ）や仁宝電脳工業（コンパル・エレクトロニクス）、英華達（インベンテック・アプライアンシズ）、佳世達科技（Qisda）などにＭＩＤの生産を委託しているという。
