第８回ワールドゲームズが16日に高雄市で開幕するのを前に、ホテル業界が当て込んだ「特需」は不発に終わっている。
13日付経済日報によると、地元ホテル業界は当初、11日間の開催期間中に満室の需要を見込んでいたが、予約率は昨年７月を30ポイントも下回り、40～60％に低迷しているもようだ。
主要ホテルの予約率は、高雄漢来大飯店（グランド・ハイライ・ホテル）が前年同期の75％から40％に、高雄国賓大飯店（アンバサダー・ホテル高雄）が同75％から55％へと急落した。
ホテル業界は、期待していた外国人観光客がワールドゲームズに関心を示していない上、業界が期間中の宿泊料をつり上げたことで客足が遠のいたと分析している。
ホテル業界は土壇場で夕食無料プラン、ワールドゲームズの入場券進呈などの販促プランを導入し、ばん回を試みている。
