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作成日：2009年7月15日_記事番号：T00016612
大手生保の新商品、金管会が却下
行政院金融監督管理委員会（金管会）保険局は、過去２週間で生保大手の国泰人寿保険（キャセイライフ）と富邦人寿保険から提出された新商品発売計画を相次いで却下した。15日付工商時報が伝えた。
保険局は両社に「契約者にさらに配慮するように」という意見を付け、発売計画を認めなかったもようだ。国泰人寿の新商品は高齢者向け医療保険特約で、将来的な医療技術の進歩に配慮するよう要求があったとされる。富邦人寿の新商品はＩＮＧ安泰人寿から引き継いだ医療保険だった。
両社は５月以降、新製品や予定利回りなどで激しい競争を繰り広げてきた。保険局幹部は「申請却下の原因にはいろいろあるが、予定利回りが高すぎ、財務の健全性に影響が懸念されたり、投資計画が楽観的過ぎたりするケースがある」と説明した。
