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作成日：2009年7月15日_記事番号：T00016627
奇美電とＡＵＯ、欧州委が価格操作指摘
液晶パネル大手の奇美電子（ＣＭＯ）と友達光電（ＡＵＯ）はこのほど、欧州委員会（ＥＣ）から価格操作の疑いを指摘する異議告知書を受け取ったことを明らかにした。両社は近く、規定に従い、欧州委に回答文書を提出する見通しだ。15日付経済日報が伝えた。
奇美電子は液晶パネルの価格操作に関する異議告知書を受け取った事実を認めた上で、「内容を詳細に検討しており、調査には全力で協力する」と説明している。ＡＵＯも異議告知書を受け取っており、近く回答文書を提出する。
両社は液晶パネル価格の変動は業者間カルテルによるものではないとの認識を踏まえ、欧州委の指摘に反論するとみられる。
