ニュース
自動車・二輪車
作成日：2009年7月16日_記事番号：T00016651
台湾製電気自動車、年内にもテスト開始
尹啓銘経済部長は15日、台湾車両国際フォーラムであいさつし、台湾製電気自動車の実用化に向け、年内にもテストを開始する方針を明らかにした。電気自動車の普及に向けての奨励策についても関係官庁と調整を進める方針だ。16日付工商時報が伝えた。
台湾初の電気自動車はプロジェクト名が「Ｍ７」で、裕隆集団の「LUXGEN」ブランドで開発が進められている。
尹経済部長は「電気自動車は世界的に（開発の）初期段階にある。台湾には完成車の開発経験があり、情報通信技術と組み合わせれば、電気自動車開発にとって最善の後ろ盾となる」と述べ、リチウム電池、モーター、コントロールＩＣ、システム統合技術などでの優位性を生かし、諸外国に先駆けて電気自動車の開発を急ぐ考えを強調した。
