ニュース
電子
作成日：2009年7月17日_記事番号：T00016680
集嘉通訊、スマートフォン新機種を発表
技嘉科技（ギガバイト・テクノロジー）傘下の集嘉通訊（ＧＢＣ）は16日、ＯＳ（基本ソフト）にWindows Mobile（ウィンドウズ・モバイル）を採用したスマートフォンの新機種「Ｓ1200」を発表した。解像度480×800ピクセル（ＷＶＧＡ）の3.1インチディスプレイを搭載した超薄型で、中華電信との提携により、１万2,900台湾元（約３万6,700円）で販売される。17日付工商時報が報じた。
同機種は香港やシンガポール、中国でも発売が予定されている。鄭堯仁総経理は、欧州でも発売を目指し、大手通信キャリアの仏オレンジや英ボーダフォンとの交渉を進めていることを明らかにした。
同社は昨年第４四半期から、不況や競争激化のため、スマートフォンの出荷価格が製造コストを下回る150米ドルまで落ち込み、昨年は損益均衡を達成できなかった。今年はさらに新機種２～３種類を発売する予定だ。
