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作成日：2009年7月17日_記事番号：T00016683
メディアテック、下半期に新型チップ３種投入
ＩＣ設計最大手の聯発科技（メディアテック）は、下半期に新型チップ３種を携帯電話端末向けに本格投入する予定だ。17日付工商時報が伝えた。
このうち、中国で市場が拡大するノーブランド携帯（通称・山寨機）向けに注目されているのが、ＧＳＭ／ＧＰＲＳ向けシングルチップ「ＭＴ6253」だ。65ナノメートル製造プロセスを採用し、コストを40％削減することに成功したため、従来の「ＭＴ6225」より価格が20％以上安い。晶豪科技（ＥＳＭＴ）との連携により、供給不足のＮＯＲ型フラッシュメモリーとのセット販売を実現したことも強みだ。
ハイエンド分野でもＥＤＧＥ用の新型チップ「ＭＴ6516」、３Ｇ用新型チップ「ＭＴ6268」を投入する。このうち、ＭＴ6268は米クアルコムへの技術移転交渉が進んでおり、年内に量産化される予定だ。
