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作成日：2009年7月21日_記事番号：T00016731
新光金控、ＧＤＲ発行で200億元調達
新光金融控股は20日、グローバル預託証券（ＧＤＲ）15億株相当を発行し、約200億台湾元（約573億円）の資金調達を行う意向を明らかにした。その上で、新光人寿保険の増資を第４四半期にも実施する。21日付工商時報が伝えた。
同社の許澎総経理は「現在の株価は相対的に安定している。募集金額が巨額なので、海外のほうが投資家を確保しやすい。ＧＤＲはディスカウント価格で発行する」との見通しを示した。ディスカウント幅は21日のブックビルディング結果に基づき決定する。
新光金控は４月28日の董事会で20億株を上限に新株を発行し、増資を行うことを決議していた。傘下の新光人寿は金融危機で債務担保証券（ＣＤＯ）による損失を出し、今年上半期には13億4,200万元の損失を計上していた。新光人寿は150億～200億元の増資で、リスクベース自己資本比率（ＲＢＣ）を200％以上に維持したい構えだ。
