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作成日：2009年7月21日_記事番号：T00016741
ソニーのデジカメ、鴻海の独占受注崩れる？
これまでデジタルカメラの生産委託先を鴻海精密工業１社のみとしてきたソニーが、昨年の大幅な赤字を受けて新たな委託先を模索した結果、佳能企業（アビリティ・エンタープライズ）にも発注を決めたとの観測が出ている。21日付電子時報が報じた。
観測では、鴻海が低価格機種を中心に受託し、研究開発（Ｒ＆Ｄ）と組み立ての実力を認められた佳能がミドルエンド機種を担当、今年年末から来年年初にかけて出荷を開始するとみられている。
これに対し鴻海の丁祈安広報担当は、受注状況に関しては従来通りコメントできないとしている。同様に佳能もコメントを控えた。佳能はカシオ、ニコン、富士フィルム、サムスン電子を主要顧客としている。
