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作成日：2009年7月21日_記事番号：T00016743
鴻海・ＡＳＵＳ、人材補充に転換
鴻海精密工業が自社ホームページ上で100人以上の正職員募集を行っているほか、華碩電脳（ＡＳＵＳ）と傘下の受託生産メーカー、和碩聯合科技（ペガトロン）も今月から人材募集を開始するなど、世界的な景気低迷を受け大規模な人員削減が実施されたハイテク産業で、人材補充の動きが表面化している。21日付電子時報が報じた。
鴻海は相次ぐ受注に応じるため、中国広東省深圳などでノートパソコン、サーバー、液晶テレビなどの受託生産や部品の研究開発（Ｒ＆Ｄ）要員を100人以上募集している。
経営戦略の立て直しを図り、上半期に組織再編、人員削減に取り組んだＡＳＵＳは６月以降、ノートＰＣ、低価格ノートＰＣ（ネットブック）、マザーボードの主要３製品の出荷に回復がみられる。このため同社は７月から、デスクトップＰＣ、ノートＰＣ、携帯電話などの研究開発エンジニアや営業、マーケティング要員の募集を始めた。
ペガトロンも業績向上に伴い、研究開発エンジニアやマーケティング要員を急きょ募集しているほか、８月７日には研究開発エンジニア向けの大型面接会を実施する予定だ。
