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作成日：2009年7月21日_記事番号：T00016748
ＡＵＯ、270億元の協調融資獲得
友達光電（ＡＵＯ）が20日、270億台湾元（約774億円）のシンジケートローン（協調融資）契約を締結した。利率は同社の昨年第４四半期から今年第１四半期の利益が予測を下回ったため、２％を下回らないことで銀行団の意見がまとまり、2.08％となった。同社にとっては２基目の第8.5世代工場設立計画発表後、初の融資獲得となった。主に運転資金に充てられるとみられる。21日付経済日報が報じた。
今回の協調融資に参加した金融機関は、兆豊国際商業銀行、永豊銀行、新光人寿保険など。当初250億元の融資が計画されていたが、銀行資金が潤沢であることから270億元に増額され、今年締結された協調融資の最高額を記録した。
また、近く協調融資契約を締結する見通しの奇美電子（ＣＭＯ）も、当初の350億元の計画を上回る400億元の融資を受けると予想されている。
