交通部数拠所の統計によると、７月１日～20日の新車登録台数は１万1,908台で前年同期比28.5％増と、６月単月の同25.8％増を上回る大幅な伸びをみせている。単月の販売台数も６月の２万6,150台を上回る２万8,000台となって今年最高を更新する可能性も指摘されている。上場メーカーの業績も軒並み伸びており、７月には本業で黒字転換を達成できそうな勢いだ。22日付経済日報が伝えた。
三陽工業（ＳＹＭ）は、傘下の南陽実業が総代理を務めるヒュンダイの小型車「ｉ30」が発売１カ月で300台を売り上げ、今月20日までの販売台数は前年比120％増と業界最高の成長率となった。
裕隆日産汽車は、今年の累計販売台数が１万5,800台に達し、前年比プラス成長に転じた。累計での前年比プラス成長は和泰汽車に引き続き２社目だ。新型ティアナが今月450台の販売が見込めるほど好調な上、中国の東風汽車集団との合弁会社、東風日産汽車でも生産能力を倍増させる計画があり、業績に貢献しそうだ。
