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作成日：2009年7月23日_記事番号：T00016793
手工具の業界連盟、「Ｔチーム」が旗揚げ
手工具メーカーの金統立工業（キングトニー・ツールズ）、磯慶実業は22日、下請け12社と共同で業界連盟「Ｔチーム」を結成した。今後は製造面での協力や共同での国際市場の開拓に乗り出す構えだ。23日付経済日報が伝えた。
こうした業界連盟は自転車の「Ａチーム」、工作機械の「Ｍチーム」に続くもので、Ｔチーム加盟14社の生産規模は年間20億台湾元（約57億円）。業界関係者は、提携による相乗効果で生産コストを５～８％削減でき、競争力の大幅な向上が見込めるとしている。
台湾はかつて世界一の手工具生産基地だったが、2003年に中国、昨年には米国に追い抜かれ、年々地盤沈下が進んでおり、斜陽産業化に対する懸念が高まっている。
