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作成日：2009年7月24日_記事番号：T00016823
ＩＨＩ、空港ＭＲＴ向けにシールド掘進機を出荷
ＩＨＩ（旧石川島播磨重工業）は23日、台北と桃園国際空港を結ぶ都市交通システム（ＭＲＴ）の工事に使われるＤＯＴ式シールド掘進機を、ＩＨＩ愛知工場（愛知県知多市）から台湾に向け出荷したと発表した。
同シールド掘進機は、2008年４月に清水建設と達欣工程の共同企業体（ＪＶ）から受注したもので、年内に空港ＭＲＴの「CA450Ａ工区」（台北県三重市～台北市）の約1.5キロの掘削を開始する。
ＤＯＴ式はＩＨＩが中心になって開発した双円型の機械で、上下路線を同時に掘削できるため、単円形シールド掘進機で往復で掘った場合と比べて効率が良い。ＤＯＴ式の台湾への納入は今回が初めてだ。
