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作成日：2009年8月3日_記事番号：T00016991
中台海運、華北・華中からの運賃大幅値上げ
海運各社は、中国の華北、華中地区から台湾への運賃を７日から166～200％大幅に値上げすることを決めた。３日付経済日報が伝えた。
１ＴＥＵ（20フィート標準コンテナ）当たりの運賃は、華北発の貨物で100米ドル上昇し150米ドル、華中発の貨物は50米ドル上昇し80米ドルとなる。現在これら航路は積載率が伸び悩み、赤字運航が続いていた。中台直航が認められている海運７社は現在、１ＴＥＵ当たり50～60米ドルの赤字を計上しているとされる。
また上海から台湾への航路では、１週間に6,000～6,500ＴＥＵの輸送が可能だが、利用は4,000～4,500ＴＥＵにとどまっており、積載率は60～70％にすぎない。このため、各社による値下げ競争に歯止めがかかっていない。また、華南航路についても値上げのめどが立っていない。
