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作成日：2009年8月3日_記事番号：T00017008
スリーエム台湾、年内に半導体研磨工場設置へ
米スリーエム（３Ｍ）の台湾子会社、スリーエム台湾の趙台生総経理は31日、台湾では同社初となる半導体向け研磨工場を年内に設置すると表明した。１日付経済日報が伝えた。
趙総経理は工場設置について、「台湾のファウンドリー産業は世界でもトップの地位にあるが、研磨材料はこれまですべて輸入に頼っている。今後当社は顧客とともに技術を台湾に根付かせることに取り組みたい」と抱負を語った。また３Ｍは今年、台湾調達を前年比10％増やし、今後もさらに拡大していく方針を示した。
今年、1969年の設立以来40周年を迎えたスリーエム台湾は、桃園県楊梅鎮に工場を持つほか、2005年には南部科学工業園区（南科）台南園区に、テレビ画面を明るくする「Vikuiti」フィルム生産の台湾明尼蘇達光電（３Ｍ台湾オプトロニクス）を設立している。従業員数は合計約1,200人に上る。
