台湾最大の発光ダイオード（ＬＥＤ）関連業者、光宝集団は５日、米国カリフォルニア州から、交通標識用ＬＥＤ照明を５年で14万基受注したことを明らかにした。６日付経済日報が報じた。
光宝集団傘下、光林電子（レオテック・エレクトロニクス）の黄夢華総経理によると、同グループは「LEOTEK」ブランドで米国のＬＥＤ交通標識市場のシェア30％を占める２位のサプライヤーとなっており、サンフランシスコ市ではＬＥＤ照明で100％のシェアを誇るという。
光宝集団の林行憲総裁は、同グループにおけるＬＥＤ照明の売上高は今年40億台湾元（約116億円）の予想で、来年はＬＥＤ街灯、自動車用ＬＥＤ、ＬＥＤバックライトなどの受注が加わり80億元に倍増、2011年には160億元まで成長すると自信を示した。今後は中国政府が全国各都市で進めるＬＥＤ街灯設置プロジェクトでも、積極的に商機を狙う考えだ。
