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自動車・二輪車
作成日：2009年8月7日_記事番号：T00017115
車用ＬＥＤの朋程科技、ワブコ社からＡＢＳ部品受注
事業の多角化を目指す自動車用発光ダイオード（ＬＥＤ）メーカーの朋程科技（アクトロン・テクノロジー）は６日、アンチロック・ブレーキ・システム（ＡＢＳ）の世界的大手、ワブコ社から関連部品を受注したことを明らかにした。中国山東省青島にあるワブコの製造基地に供給するため、朋程科技は2,000万米ドルを投じ青島に工場を設置、早ければ来年10月には量産に入る見込みだ。７日付工商時報が伝えた。
朋程科技によると、ワブコに供給する製品２種は既にワブコ側の認証を取得し、来年１月にはサンプルを出荷する予定だ。初年度の出荷量は100万セットを見込み、将来的には250万セットまで増やしたいとしている。
現在朋程科技の売上高はすべて自動車用ＬＥＤによるもので、市場も安定しているが、事業の一極集中を避けるため新製品の開発に取り組んでいるという。ＡＢＳ部品のほか、発電機用レギュレーターも既にメーカーの認証を受け、来年から業績に貢献するもようだ。
