正イ精密工業（フォックスリンク、イは山の下に威）と精英電脳（ＥＣＳ）は８月１日、共同出資によるパソコンのコネクターメーカー、大イ精工（同字）を設立する。資本金６億台湾元で、出資比率は正イが60％、精英が40％。工場は両社の中国生産拠点に近い広東省黄江一帯を予定しており、順調に行けば年末から来年初めにも生産を開始する。
正イはこれまで主に携帯電話や小型電化製品のコネクターを製造していた。精英は今年マザーボードの出荷が3,000万枚、ノートパソコンの出荷が300万台に達し、大量のコネクターを必要としているため、新会社設立当初の納品先は精英が主となる。25日付経済日報が伝えた。
