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作成日：2009年8月11日_記事番号：T00017181
メディアテックの７月売上高、過去最高の107億元
ＩＣ設計最大手、聯発科技（メディアテック）の７月連結売上高は、前月比20.78％増、前年同月比25.77％増の107億9,800万台湾元（約320億円）で、過去最高を記録した。１～７月累計でも626億1,700万元と前年同期比で25.26％増加した。中国における10月初旬の連休に向けた需要で８～９月にハイシーズンを迎えるため、第３四半期通期では前期比15～20％増（323億7,000万～337億8,000万元）が見込めるとしている。第４四半期に昨年水準（204億元）を維持できれば、通年で初めて1,000億元を突破する可能性もある。11日付工商時報が伝えた。
同社によると、７月売上高が100億元を突破した要因は、新興市場向けの携帯電話チップのほか、光ディスクプレーヤー、デジタルテレビ向けチップなども軒並み出荷が増加したことだ。
また、中国で100社以上の顧客を抱える携帯電話向けチップは、中国を通じた新興市場への出荷も伸びていることから、特定地域の季節要因による業績変動は今後少なくなるとしている。
