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農林水産
作成日：2009年8月12日_記事番号：T00017191
台風による農水畜産被害、88億元超える
行政院農業委員会（農委会）が12日午前９時現在でまとめた台風８号（アジア名・モーラコット）による農水畜産業の被害総額は、88億4,952万台湾元（約258億円）に達した。水産業の被害額は33億9,947万元に上っており、特に深刻な状況だ。12日付経済日報などが報じた。
台北果菜市場の野菜の平均卸売価格は11日、１キログラム32.9元となり、台風前の同21.1元から55.92％、９日の28元からは17.5％上昇している。
農委会の王政騰副主任委員は、家禽類の死亡は現在も増え続けており、鶏肉・鴨肉（かもにく）は中元節（９月３日）までに20％以上値上がりするとの見通しを示した。
なお台風８号の人的被害については、中央災害応変中心によると、12日正午現在、死者は67人、負傷者45人、行方不明61人となっている。
