中国南方航空（チャイナ・サザン・エアラインズ）は、きょう（13日）午後、台北市の円山大飯店（グランドホテル）で記念パーティーを開催し、台湾支社設立を正式に発表する。記念パーティーには司献民同社董事長を筆頭に中国各地区の責任者ら49人が出席する。経済部投資審議委員会（投審会）は先月末、中国航空７社の台湾支社開設申請に対し、認可を行っていた。13日付経済日報などが伝えた。
12日、桃園国際空港に到着した司南方航空董事長（12日＝中央社）
同社は「両岸（中台）の航空業界や観光業界の交流を深めて提携を拡大し、よりよいサービスを提供したい」とし、台湾各地で関連企業を訪問、地元の人々との交流も予定している。
司董事長ら経営陣はまた、台風８号（アジア名・モーラコット）が台湾の中南部に大きな被害をもたらしたことを受け、台湾へ向かう機上で緊急会議を開き、被災地への義援金拠出を決定した。工商時報によると金額は100万人民元（約1,400万円）程度とみられるが、同社は支社開設記念パーティーで発表するとしている。
