瑞軒科技（アムトラン・テクノロジー）が生産を受託する米ビジオは第２四半期、米国の液晶テレビ市場でシェアが21.7％となり、首位を維持した。ただ、２位のサムスン電子が、発光ダイオード（ＬＥＤ）をバックライトに採用した液晶テレビの販売を伸ばして市場シェアを前期の17.8％から21.3％に拡大させ、ビジオとの差を大きく縮めている。市場調査会社、アイサプライ（iSuppli）のまとめを基に、18日付経済日報が報じた。
アムトランの上半期出荷台数は190万台だった。邱裕平副総経理によると、通年では目標の400万～450万台を達成する見通しだ。
米国市場全体では第２四半期の液晶テレビ出荷台数は約690万台で、前期比8.7％増となり、需要の回復傾向がうかがえる。
