中国鋼鉄（ＣＳＣ）が26日発表した上半期業績は、売上高が732億7,700万台湾元（約2,100億円）、純損失64億5,100万元だった。第２四半期は７億7,400万元の利益を出して黒字転換を果たした。27日付経済日報が報じた。
今年３月から稼働を停止してた年産能力280万トンの３号高炉は、運転再開の時期を当初予定の来月から27日に繰り上げる。また、また、５～６カ月の大規模保守工事を予定している年産能力190万トンの１号高炉は、着手時期を当初の11月から12月に延期した。これにより、熱延鋼板の生産量は約20万トン増加する見通しだ。
鉄鋼の国際価格は反発を続けており、同社は９月の台湾域内販売価格の平均9.4％の値上げを発表している。10～11月も引き続き値上げが予測される。
