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作成日：2009年8月28日_記事番号：T00017568
デルタと聯合線上、電子ブックリーダーで提携
電源アダプター最大手の台達電子工業（デルタ・エレクトロニクス）と、聯合報のインターネットサービスを手掛ける聯合線上（ＵＤＮドットコム）は27日、共同で電子ブックリーダー開発を進めると発表した。両社は端末とコンテンツを含む総合的なサービスに取り組むとしており、第４四半期中の発表、来年の発売を目指す。28日付聯合報が伝えた。
聯合線上デジタル出版部の周暐達経理は「台湾の電子ブックサービスの問題点は、ハードウエア本体のみが注目され、ダウンロードや管理の部分が置き去りにされていることだ」と指摘し、両社でこの課題を乗り越えたいという考えを示した。
デルタの幹部は「コンテンツや出版業者との間で複数の提携案を検討しており、通信キャリアとの提携も考えられる」と述べ、電子ブック商機の大きさに期待感を示した。
両社は電子ブックと電子ペーパー開発のほか、低価格ノートパソコン（ネットブック）のタッチパネルを使った電子ブックリーダーの新技術「タッチブック」の開発も行う。
