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作成日：2007年7月27日_記事番号：T00001757
国泰世華銀、音声ロゴの商標権で敗訴
国泰世華銀行が経済部知的財産権局に提出した広告用音声ロゴの商標権申請が却下されたことに関し、同行が起こした行政裁判で、台北高等行政裁は26日、原告敗訴の判決を言い渡した。27日付工商時報が伝えた。
国泰世華銀は「エンリッチ・ユア・ライフ国泰世華銀行」という音声ロゴを使用しており、2003年から本業の銀行業務のほか、金融、抵当、広告宣伝などのカテゴリーで10件の商標権登録を申請した。しかし、知的財産権局は銀行業務に関する１件を認可しただけで、本業以外の７件を却下、２件は審査が終了していない状況だ。同行は国内外で本業以外の分野でも音声ロゴの商標権が認められていると主張していた。
知的財産権局は、銀行業務以外の分野で「エンリッチ・ユア・ライフ」というロゴが企業を識別する役割を果たしているとは言えないとして、登録を認めなかった。
