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作成日：2009年8月31日_記事番号：T00017597
ＡＵＯ、電子ペーパー新分野応用で提携模索
液晶パネル大手、友達光電（ＡＵＯ）の劉軍廷・副総経理は28日、系列のシピックス・イメージング（米カリフォルニア州）を通じた電子ペーパー事業で、医療機器パネル用、電子乗車券、身分証などに応用分野を拡大するため、提携先を模索していることを明らかにした。29日付経済日報が伝えた。
電子ペーパー分野では現在、元太科技（ＰＶＩ）傘下の米イーインクによる製品が優勢だが、劉副総経理は「来年にもシピックスの増産で、電子ブック市場はＡＵＯの天下になる」と自信を見せた。
劉副総経理は、ＡＵＯの電子ブック市場における位置づけについて、電子ペーパーという素材のほか、後工程のモジュール組み立て、生産委託体制、ＩＣ設計など一貫したサプライチェーンがあり、「何でもそろっている」と優位性を強調した。
