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作成日：2009年9月1日_記事番号：T00017627
ＰＶＩ、来年カラー電子ペーパー量産へ
１日付工商時報によると、電子ペーパーメーカーの元太科技（ＰＶＩ）は来年にもカラー電子ペーパーの量産を開始する計画だ。同社は現在、電子ペーパーの受注が満杯状態で、今年末まで受注のめどが立っており、生産能力不足が予想されることから、下半期には中華映管（ＣＰＴ）や瀚宇彩晶（ハンスター）、中国の龍騰光電（ＩＶＯ）、京東方科技などから液晶セルの調達を拡大する見通しだ。
ＰＶＩが31日に発表した財務報告によると、同社上半期の連結売上高は68億2,300万台湾元（約193億円）だった。昨年買収した韓国ＢＯＥハイディスによる約８億元の損失を計上し、連結純損失は19億500万元となった。
ただ、電子ブック市場が盛り上がりを見せる中、ＰＶＩの電子ペーパー関連製品のすべてを生産するハイディスは、生産ラインが既にフル稼働となっている上、第３四半期から高利益率の製品比重が拡大することなどから、同期に黒字転換を果たす見込みだ。
