ニュース
電子
作成日：2009年9月1日_記事番号：T00017631
メディアテックの上半期純利益、同業他社合計の10倍超に
ＩＣ設計（アナログＩＣおよびＩＣドライバを除く）業界の上場・店頭公開企業は、最大手、聯発科技（メディアテック）の上半期純利益が161億6,400万台湾元（約456億円）となり、同業他社15社の合計15億8,700元の10倍以上に及んだ。メディアテックは同期の１株当たり利益（ＥＰＳ）も15.15元と圧倒的首位で、２位原相科技（ピクスアート・イメージング）の2.87元を大きく引き離した。１日付工商時報が報じた。
業界関係者によると、ＩＣ設計業者は工場を持たないため粗利益率は高いが、ハイテク製品の統合が進むにつれ、顧客からオールマイティな製品の提供を求められる傾向が強まっており、生き残りが難しくなっているという。
